タイ国内最大級規模のフェスティバル

タイの伝統行事「ロイクラトン(灯籠流し)」発祥の地、スコータイに行ってみよう!

スコータイ・ロイクラトン&キャンドル・フェスティバル

スコータイはバンコクから440kmほど離れたタイ北部に位置し、
タイ族の最初の王朝が築かれた場所です。
1991年に「古代都市スコタイと周辺の古代都市群」として、世界遺産に登録されました。

ロイクラトンの「クラトン」は灯篭、「ロイ」は浮かべるという意味で、
13世紀スコータイ王朝時代の王妃が川から受ける恩恵に感謝の気持ちを捧げるために、
バナナの葉で蓮の花をかたどったクラトンを川に流したのが始まりと言われています。

遺跡が幻想的にライトアップされたスコータイ歴史公園を舞台に、毎年旧暦12月の満月の夜に開催されます。

早朝からパレードやショー、コンテスト、水上マーケット、フードフェア、
夜には光と音のミュージカル・ショーの上演など、さまざまなイベントが行われ世界中から多くの観光客が訪れています。

スコータイ歴史公園

スコータイ歴史公園の城壁から北西の場所にある、近づくと壁の割れ目からこちらをのぞく高さ15メートルのワット・シーチュムの「アチャナ仏」
仏像の右手の指は地上を指しており、これは悪魔を追い払うための印を結び、正に悟りをひらこうとしている姿を現していると言われています。
仏像の指先には今でも信者によって継続して金箔が貼られていて、この仏像にほどこされた様々な仕掛けは、「ラムカムヘン」が仏の威光を借りて、国をおさめるために行ったという説があり、世界遺産スコータイを代表する遺跡のひとつとして、とても有名です。

その他にも3重の城壁に囲まれたスコータイ旧市街とその周辺には、大小200以上の遺跡が管理・保存されていて
寺院、巨大な仏像など歴史的価値のある建物などもあり、とても見応えがあります。
歴史公園内はとても広いのでレンタルサイクルなどの利用もお薦めです。

  • 交通 : バンコクから約440キロほどの距離(飛行機+シャトルバスで約2時間30分)
  • 住所 : Muangkao, Amphur Muang, Sukhothai 64210
  • 営業時間 : 毎日6:30~18:00、土曜のみ6:30~21:00(ライトアップは土曜のみ18:00~21:00)