タイの僧侶

タイのトラベルガイド2

タイ旅行、またはタイに滞在する時に知っておいた方がいいことその2。今回は、特に気をつけた方がいいタイでのルールについてです。

タイの習慣と文化

タイには日本とは違った文化や習慣が多くあります。
国民は王室への尊敬の念が非常に強く、映画や舞台の上映前には全員が起立し国王賛歌を奏でます。また毎朝8時と夕方6時になると、駅・広場・テレビ等様々な場所で国歌が流されます。国歌が流れている間は、起立、脱帽、直立不動の姿勢で待機。旅行者も同様です。
タイには不敬罪があり王族に対して侮辱的な振舞いをすると罰せられます。冗談でも侮辱するような振舞いはしないように。
タイの寺院王宮参りなどでは身だしなみに気をつけなければなりません。サンダル短パン肌を露出した服装はNG。女性が僧侶に触れることも禁止されていますので女性の方は体が触れないように注意してください。さらにタイでは頭が身体の中で最も尊いものとされているため、むやみに頭に触れるということは避けましょう。街なかでかわいい子供がいたからといってつい頭をなでたりしないように気をつけてください。逆に足の裏と左手は不浄とされ僧侶や目上の人に足を向けるのは厳禁。人に物を渡す、握手をする時は右手で。

交通事情

タイでは歩行者優先の意識はとても低いです。
道路を横断する際には自動車、バイクに十分注意してください。タクシー、バスを利用する時は後方からすり抜け走行してくるバイクに十分気をつけてください。タイでは交通事情が悪いので自動車バイクの運転はできる限り避けることをおすすめします。
また日本の運転免許証だけでは運転できません。無免許運転と同等の罰金が課せられるほか事故を起こした場合は海外傷害保険の適用になりません。
もし交通事故にあってしまったら、負傷者の救護を最優先させ、警察(191a番)に通報してください。
タイでは交通事故で死亡しても車両保険で補償される額は非常に低く日本とは比較になりません。また、突然の病気なった時の医療費も高額な場合がありますので旅行傷害保険に加入する事をおすすめします。

お酒とタバコ(禁煙)

公共交通機関、レストラン、カラオケバー等のエアコンの効いた屋内施設は全面禁煙。
違反者には2000バーツの罰金が科せられます。また禁煙令とは別に、「タバコのポイ捨て」をした場合も2000バーツの罰金が科せられます。
お酒の販売時間が決められています。11時~14時、17時~24時、この時間以外はスーパー、コンビニはもちろんレストランでも提供していません。

タバコの不法持ち込み摘発強化

タイではタバコの免税持ち込みは1カートンまでとなっていますので免税枠を超えて持ち込もうとした場合に税関検査で摘発されると罰金を科せられ物品も全て没収されます。