ガネーシャ

バンコクで不思議な力に癒される!

タイ在住のライターが、バンコクの魅力についてご紹介します

バンコクは非常に魅力的な場所で、旅行を楽しむだけでなく、疲れを癒すにも適していると常々思っている。
例えば、タイ古式マッサージはタイの伝統医学を応用したもので、タイ国内にはゴッドハンドと呼ばれるマッサージ師が何人かいる。彼らは体中に張り巡らされた「セン」を辿って、体の調子を元通りにすることで、元気にしてくれる。
そんなバンコクで遊び心を持って楽しんでもらいたいのは、霊力なのか、単なる思い込みなのか、降臨するパワーをもらって体だけでなく、運気までも元気にさせるパワースポットだ。バンコク初心者でもわかりやすい場所をピッアップしたので、是非足を運んでみていただきたい。

ガネーシャ

パワスポその1 伊勢丹前のガネーシャ

バンコクの日系デパート、伊勢丹前にあるガネーシャ像。
タイ人にはすでに有名で、毎週木曜日の夜9時半は神が降りてくるらしく、バラを供えて恋愛の成就を祈る。2010年の反政府運動の暴徒がセントラル・ワールドを放火して半壊するまで燃えたが伊勢丹には火がおよばなかった。これはこの祠があったからとされている。近くの交差点にあるエラワン・プームも有名だが、2015年8月には爆弾事件が起こり、死傷者多数、日本人も負傷している。それ以前にもイスラム教徒が像を破壊し、その場で群衆に撲殺されたりなど、なにかとトラブルが多い。なので、良好なパワーを感じたければ、今は伊勢丹前にあるガネーシャ像に足を運ぶべきである。バンコクは元々風水的にいろいろとあるらしいので、場所によってはいい空気悪い空気があるという。悪い場所は閑散としていたりするので、気になった場所はすぐに立ち去るようにしたい。

※この記事は彩図社発行「タイ 裏の歩き方」の記事を加筆修正したものです。

伊勢丹前のガネーシャ

プロフィール

高田胤臣(たかだたねおみ)

2002年かたタイ在住のライター。
著書に「バンコク 裏の歩き方」など。
電子書籍も多数出版。