パクチー

知って得するタイの豆知識

タイ料理ではおなじみのパクチー。女性に嬉しい要素がたくさん詰まっている香辛料なんです。

パクチー

気になるパクチーの効能


パクチーは、せり科の香辛料として用いられている食用植物で、インドやベトナム、タイなどの東南アジアの料理によく用いられています。国や料理ごとに呼び名が異なり、中国では「シェンツァイ」、英語では「コリアンダー」と呼ばれています。パクチーはその匂いに特徴があるため、好き嫌いがわかれやすい香辛料と言えます。

この、パクチーには、女性に嬉しい効能がたくさん詰まっているのです。
まず、ベータカロチンを豊富に含んでいるので、抗酸化作用に優れています。
抗酸化作用とは、身体が酸化するのを防ぐ役割があり、活性酸素の発生を抑えてくれるので、老化を食い止めてくれます。今、注目されているアンチエイジングに最も適した香辛料と言えます。
この抗酸化作用が高い食べ物と言えば、バナナや大豆、キャベツやニンジンなどはあるのですが、その中でも、パクチーは数倍以上の力があると言われています。
さらには、ベータカロチンか体内でビタミンAに変化すると、皮膚や内臓などの組織の形成を助け、細菌やウイルスから守ってくれる働きもあります。また、体内に溜まった毒素を排出してくれるデトックス効果も期待できます。

通常、飲料水や化粧品、排気ガスなどから有害物質を身体に吸収してしまうと、排出することが難しいのですが、パクチーを摂取することで、尿や便と一緒に排出してくれます。
有害物質は体内に蓄積されると、血行やリンパの流れが滞り、新陳代謝が悪くなり、疲労感やだるさといった体の不調が続くことになりかねません。
ですから、有害物質を排出してくれる効能を持つパクチーを意識的に摂ることが大切になります。他にも、嬉しい効能として、パクチーのあの独特な香りに含まれる、「ゲラニオール」という成分が、胃腸の調子を整え、消化を促進してくれる働きがあり、胃もたれや胃痛などにも効果を発揮します。

パクチー